イーグルス新メンバー決定 実は史上最強布陣なんじゃないか?
amassの「イーグルス 今夏公演ではグレン・フライのパートをヴィンス・ギルとグレンの息子が担当」を読んで。
ホテル・カリフォルニアでお馴染み、イーグルス。70年代から活躍する殿堂入りロックバンド。
ロックバンドっつってもカントリー、フォークなバックグラウンドを匂わすクラシックロックな方のロックバンドだ。
リンダ・ロンシュタットのバックバンドとして集まったメンバーで結成、70年代中盤に絶大な人気を誇り、その頃に出したベストアルバムは史上初のプラチナディスク認定を受けた。80年代初頭に解散するもその後も断続的に活動、しかし昨年2016年1月に初期メンバーのグレン・フライが亡くなり今度こそ解散が発表されていた。
しかししかし、弔いなのか、音楽への情熱が忘れられないのか、まだまだ稼ぎ足りないのか、イーグルスは今年7月に行われるロックフェスティバル「The Classic」への出演を発表。グレン・フライの代わりに誰が加わるのか、誰も加えずにステージに立つのかと様々な噂が流れていた。
「The Classic」はイーグルスとフリートウッドマックをヘッドライナーに、アース, ウィンド&ファイア、ドゥービー・ブラザーズ、ジャーニー、スティーリー・ダンが出演する。このラインナップは魅力的過ぎる過ぎる過ぎる!5万払ってもいいから日本でもやって欲しい!!!
このフェス出演発表の時から息子ディーコン・フライの出演は予想されており、先日正式に参加が発表されたところだった。
息子の実力はいかほどのものか、それも含めて「The Classic」参戦発表と他アーティストへの想いをここに刻んであります。
そして今回さらにメンバーが追加される事が発表された。
ヴィンス・ギルだよ!
え?知らない?
エイミー・グラントの旦那さんだよ!
え?知らない?
グラミー受賞20回を誇るカントリー界の雄、ジャンルを超えた交流も非常に多く、エリック・クラプトン、イーグルスのドン・ヘンリー、ジャズ界ではクリス・ボッティ、チェット・アトキンス、ネイザン・イースト、ラリー・カールトン、アイリッシュ音楽でチーフタンズ、他にもブライアン・マックナイト、ケブ・モー、エルヴィス・コステロ、ルー・リードなどなど。
ボーカリストとしてだけでなくギタリストとしても作曲家としても登場するスーパーマルチアーティストなのだよヴィンスさんは。
イーグルスの最初期はバンジョーが入ったりしてカントリー、ブルーグラスな味わいから徐々にロック度を増してった音楽性なので、Vince Gillとの相性は間違いなくピッタリ。
これが楽しみじゃないわけないじゃない。
ディーコンは未熟かもしれないが数年前の映像時点で、その声と伸びしろを感じさせる実力は証明済み。そこにカントリー界ならイーグルス以上の実績、活躍を打ち出しているヴィンス・ギルが参加と。
これってイーグルス史上最強布陣になるかもしれないぞ?
ますます「The Classic」の日本開催を心から望むのであります。